厳しく明るい金本虎！“地獄のメニュー”に坂井オーナーも感動
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阪神１軍秋季キャンプ（１３日、安芸タイガース球場）総帥も感動！！ 阪神の秋季キャンプ名物となったチーム対抗リレーが行われ、金本知憲監督（４７）のアイデアで運動会の定番曲「クシコス・ポスト」を使い、“地獄のメニュー”を盛り上げた。視察に訪れた坂井信也オーナー（６７）＝本社会長＝も「厳しく、明るくなった」とチームの“変革”を感じ取ったようで、ご満悦だった。
ブースで見ていた坂井オーナーのほおも緩みっぱなしだった。最下位チームを決める最後のレース。金本監督が先にゴールしようとした田面をつかまえて阻止しようと必死…。降りしきる雨のなか、傘をさして観戦するファンも大喜び。選手だけじゃない。指揮官のユニホームも泥まみれだった。
「昔、運動会で一番だった選手たちばかりなので、昔を思い出せと。体育祭、運動会です」
♪チャンチャチャ、チャチャ、チャチャチャン−。球場全体には、運動会での定番「クシコス・ポスト」の軽快な音楽が…。これも金本監督のアイデアで、前日に安芸市の職員が急きょレンタル店でＣＤを借りてきたとか。５組に分かれ、ホーム付近をスタートすると同時に流された。１周２００メートルを５人１組のリレー形式で競う。１回目で１位となったチームの主将上本は胴上げされたあと、無邪気にグラウンドを走り回る。
選手の多くは「はきそう」「きついです」と顔をゆがめつつ、笑顔が絶えない。阪神の秋季キャンプで、こんな風景はこれまであっただろうか。坂井オーナーも「あいにくの雨だったが、（選手は）元気そうにやっていた。（リレーは）アイデアに富んでおもしろいと思う。上本君が胴上げされていましたね。あれだけ走って、足がつらないか心配していましたよ」とジョークも飛び出すほどだった。
キャンプ視察する坂井オーナーにあわせて紅白戦を組んだが…。金本監督が“変革”の象徴として、総帥にアピールしたかったのは、選手対抗リレーだ。
「金本監督が掲げているように、（チームは）『厳しく、明るく』なった。『厳しく、明るく』が一番いいと思う」と総帥がいえば、金本監督は「（沖縄・宜野座での）春季キャンプではフロントの方にも走ってもらおうと。アンカーはオーナーに務めてもらおうかな」とニヤリ。アニキ流のジョークだが、笑いとともに安芸の地で虎が大きく変わりつつある。
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健康が一番
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大切なことは当然ですが
あなたの家族にとっても
あなたの健康が
とても大切なのです！！
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