■上半身は背筋を伸ばして前傾するだけ!
上半身のポイントは背筋を伸ばして前傾することにあり、前傾する角度の目安は50度ほどです。
さらに、この前傾姿勢で最も重要となるのが、「背筋を伸ばすこと」です。
どんなクラブを使用しても前傾姿勢(前傾角度)は同じであるということも理解してください。
例えば、ウェッジ類などの短いクラブを使用する時は、前傾角度を深くするのではなく、両ヒザの折れ具合で調整すればよいのです。
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■前傾した時にダランと垂らした手のところがグリップエンドの位置
アドレス時に上半身を前傾させた際、両手に力を入れることなくダランと垂らしてみてください。
すると、両手は自然に肩幅の間隔で垂れているはずです。
次にこの状態を維持したまま、左手の甲が左足太ももの付け根にくるまで左に移動します。
それから、この状態のまま左手のみでクラブを握ってみてください。
この時のグリップエンドと体の隙間がクラブと体の理想的な間隔(距離)となります。
実は、この方法で作られたグリップエンドと体との間隔が、インパクト前後に両手が最も素早くスムーズに動ける位置なのです。
なお、この時のグリップエンドと体との間隔は全てのクラブに共通するものと理解してください。
つまり、どんなクラブを使用する時でも、フルスウィングする時のグリップエンドと体の間隔は同じであり、この時のグリップエンドは必ず左足太ももの付け根近くを指しているということです。
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